「第三の男」濱田達郎??
大谷翔平、藤浪晋太郎と甲子園を湧かした二人が今やプロ野球で活躍中なのはご存知だとおもいます。
そんな中この大谷翔平と藤浪晋太郎に並び「ドラフト1」の候補に上がって注目されていたのが愛工大名電高校の
「濱田達郎」投手だったなのです。
元々地元も愛知県の名古屋市が出身ということもありそのまま愛工大名電に入学しその才能の片鱗をみせます。
1年の春からすでにベンチ入りして、秋以降は卒業までずっとエースでした。
3年のときは春夏甲子園に出場し
春は青森の構成学院に準々決勝で負け、夏は初戦敗退となかなか甲子園での勝ちには恵まれませんでした。
ここでの”面白いエピソード”があり最後の夏負けた時のインタビューで濱田達郎は・・・・・
「次は、初回からいいピッチングができるように修正しないとですね」
ん!!!!????
ん????????????????????
と答えており、それを聞いた瞬間??でした。
なぜなら3年夏甲子園は公式戦最後の試合で次もなにもありません。
しかしよく考えると濱田達郎の頭のなかはすでに「プロ野球の公式戦」での話をしていたのです。
こんなセリフは初めてきたのでびっくりしましたw
そんなこともあった濱田達郎ですがやはり実力があっても甲子園初戦でみせたピッチングでは評価も下がってしまいました。
春の選抜で投げたような制球力が抜群の投球ではなく地方大会での疲れもあってだと思いますが本来のピッチングが全然できてなかったのです。
無事ドラフトにはかかりましが、大谷翔平や藤浪晋太郎のように1位指名ではなく
中日のドラフト2位ではいりました。
プロに入ってからは??
ルーキーの年も濱田達郎は苦しんでいました。
かたや藤浪晋太郎は1軍で10勝をあげ、大谷翔平は「二刀流」というかつてないことに挑み連日プロ野球を盛り上げていました。
そんな中濱田達郎は1軍スタートではなく2軍スタートで2勝8敗と2軍でも結果をあまり残せていませんでした。
しかしチャンスというのは突然くるもので、
5月7日の阪神戦に先発予定だった川上憲伸が試合前の練習で腰を痛めてしまい急遽登板がきまったのです。
そこでプロ初先発ながら堂々な投球で完封勝利を収めたのです。
しかも15日の試合も先発し今回完封勝利とは行かないまでもしっかり勝利投手になったのです。
濱田達郎のいいところはあまり喜怒哀楽をみせないところにあります。
原点は高校時代に「ピッチャーは喜怒哀楽を出したらダメとずっと思い続けていた」といっていました。
これでようやくあの大谷翔平と藤浪晋太郎の二人と同じ舞台に立つことができたでしょう。
あの”面白いエピソード”を濱田達郎自身が覚えているかはわかりませんがあの時行った言葉はしっかり守られているようです!
3人の活躍がたくさん聞けること楽しみにしながら見ていこうとおもいます!